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『日々研究あるのみ』第2回 USBフラッシュメモリはなぜ認識しなくなった!?

2007/01/05

さて、前回より研究を進めておりました認識しなくなったUSBフラッシュメモリからのデータ復元・復旧の進捗状況についてご報告いたします。

お客様よりお問合せいただくよくある障害例の中「フォーマットされていません」などの認識は可能だがデータにアクセス出来ないなどの障害は比較的、軽度の障害でありデータ復元・復旧の可能性は高く難易度も低いものです。

厄介な障害なのはランプが点滅しないなどの「通電しない」、USBスロットに挿入しても反応せず「認識しない」や「水没した」など、電気的・物理的障害の場合は難易度が高く、データ復元・復旧作業は通常のツールではスキャン解析不能で、困難を極めます。

USBフラッシュメモリはメーカーによってチップ形状・電気回路やハンダ付けの方法が若干異なり、単純にに1つのUSBフラッシュメモリを研究・解析すれば結果が出るものではありません。ゆえに非常に大変です。

そこで、量販店で各メーカーのUSBフラッシュメモリを購入し、分解して検証することにしました。

率直な感想としては先ずは安易に分解が出来ないようにクセのある”ツメ”があり、さらにはボンド付けしてあるものなど、各メーカーさんもある意味”いぢわる”ですね。 まぁ、分解した時点で保証は無くなるので安易な分解を阻止するひとつの手段でしょうか。 それと内蔵のチップに関して言えば、韓国メーカーがほとんどであること。SAMSUNG、HYNIXなど (業界では当たり前のことなのでしょうか・・・。)

さぁ、分解検証はある程度の台数を実施しました。 いよいよ本ヤのデータの吸出し(復元・復旧)作業に着手です。

ドキドキです。

兼ねてから、空き時間を利用してUSBフラッシュメモリのデータ構造を勉強しておりました。 今回、試みるデータの吸出し(復元・復旧)作業はハードディスク(HDD)とは全然違います。

さて、結果は・・・・。乞うご期待

 

-続く-

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